ポリオの予防接種
ポリオの予防接種は、NHSの小児予防接種プログラムの一環として実施されています。 通常、以下の時期に行われます。
- 生後8週、12週、16週 – 6in1ワクチンの一部として
- 3歳4ヶ月 – 4in1(DTaP/IPV)就学前ブースターとして
- 14歳 – 3in1(Td/IPV)十代ブースターとして
もしも、ポリオ感染国に旅行しようと考えているのでしたら、次のことをお勧めします。 前回接種から10年以上経過している場合は、再接種が必要です。
渡航時の予防接種について詳しくはこちら
また、感染リスクのある場所に渡航していなくても、これまで予防接種を十分に受けていなければ、いつでも予防接種を受けることが可能です。
過去にポリオにかかったことがあり、予防接種を受けていない人も、完全な予防接種を受けることをお勧めします。
ワクチンが予防するポリオウイルスは3種類あり、過去に感染したことのある人は、これらのうちの1種類にしか免疫がありません。
ポリオの予防接種は通常NHSで無料で受けられます。
旅行者に対する一時的な注意事項
2014年初頭に世界中でポリオ患者が増加したため、WHOではポリオが発見されている国を訪れる人に対し一時的に追加旅行勧告を発表しています。 これらは2018年7月現在も継続されています。
旅行予定地、現地での活動内容、滞在期間にもよりますが、過去12カ月間にポリオの予防接種を受けていない場合、旅行前にブースター接種を受けるよう勧める場合があります。
感染リスクのある国の一部では、他の地域への旅行を許可する前に接種証明を求める場合があります。 もし持っていない場合は、出発前にブースター接種を受けることができます。
また、感染リスクのある国では、渡航前にワクチン接種の証明が必要です。