10月25日 片頭痛相当
Posted at 21:11hin 頭痛ファクトシートbyheadache
頭痛以外の形で発現する片頭痛に適用する用語です。 片頭痛相当と診断されるのは、片頭痛発作の既往があり、器質的・身体的病変を認めず、通常の頭痛が同等の症状群に置き換わる場合である。 このような患者さんでは、過去や家族の片頭痛歴に注意して、十分に評価することが重要です。
あまり一般的ではありませんが、最も一般的な片頭痛の症状は「腹部片頭痛」で、頭痛を伴わない嘔吐と腹痛の再発を特徴とします。 痛みの発作は数時間続くこともあり、女性の子供に多く見られます。
片頭痛に相当する症状として、頭痛を伴わない盲点、部分視、神経学的障害、精神障害などの視覚症状が特徴的です。 以前から頭痛を伴う発作にこれらの症状が伴っていれば診断しやすいのですが、高齢者では蟻のような頭の痛みを伴わずに初めて視覚症状が現れることが多いのです
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