極性物質の例としては、
– 水 (H2O)
– アンモニア (NH3)
– 硫化水素 (H2S)
非極性物質の例としては、
– 水 (H3O)
– 硫化水素 (H2S)
– メタン(CH4)
– 二酸化炭素(CO2)
– 酸素ガス(O2)、水素ガス(H2)、窒素ガス(N2)などの二原子ガス
極性物質は共有結合で、一部が正と負の電気を含む物質である。 電荷は、原子が一対の結合電子を引き寄せる可能性を示す電気陰性度の差の結果である。 電気陰性度の差は約0.7~4.0である。 周期表には、各原子の電気陰性度の値が記載されているものもある。 結合を形成する2つの原子の電気陰性度の差は、以下に示すように、2つの原子間に形成される結合の種類を決定するために用いることができる。
– 電気陰性度の差が0.5未満=非極性共有結合
– 電気陰性度の差が0.5未満=極性共有結合
– 電気陰性度の差が0.5未満=極性共有結合- 極性参照。5~1.6=極性共有結合
– 電気陰性度の差が2.0以上=イオン結合
2 つの原子の電気陰性度の差が 0.5~1.6 になっても、化合物の中に対称性があれば、その化合物は極性を示さないことに注意してください。 二酸化炭素(CO2)が極性を持たないとされるのは、このためです。