NEW YORK: 米国のシェールオイル生産は、12月に13万9000B/D減の751万B/Dとなった。 米エネルギー情報局は1日の月次予測で、シェール層からの石油生産量が12月に日量約13万9000バレル(bpd)減少し、約751万bpdと6月以来の最低水準になると予想した。
主要7層のほぼすべての生産量が減少する見通しだが、ヘインズビル地域はほぼ横ばいと予想される。 テキサス州とニューメキシコ州のパーミアン盆地では、生産量が約37,000B/D減少し、5月以来最大の430万B/Dになると予想される。
2番目に大きな落ち込みはバッケンで、3カ月連続の減少となり、約3万2500B/Dで113万B/Dになると予想される。
全体的なシェール生産量は3ヶ月連続で減少し、コロナウイルスの大流行による世界の石油需要の急落を相殺するために生産者が約160万B/Dの生産を削減した5月以来最も減少する見込みだ。
しかし、ワクチンへの期待が石油価格を下支えし、生産量は徐々に回復している。エネルギーサービス会社のベイカーヒューズ社のデータによると、米国の石油リグは先週10個増えて236と、5月以来最も高かった。 (Reporting by Devika Krishna Kumar in New York; editing by Jonathan Oatis and Sonya hepinstall)
(ニューヨークでDevika Krishna Kumarが報告。