エジプト、サッカラ近くの西部砂漠の石英に富んだ砂層です。
行政的には西部砂漠は様々な行政区に分かれており、北部と西部では地中海の南から北緯約27*40’までの地域をマトルー県が、そこからスーダン国境までをニューバレー県が、東部ではギザ県、ファユム県、ベニスエフ県、ミニヤ県が管轄している。
この地域はある作家によって「平均して海抜約500フィートの高原で、不毛で、礫や玉石が散乱し、暗褐色で、時々低木が点在し、一見すると平ら」だと説明されている。 また、この地域は「風によって形成された砂丘と、ヤシの木に縁取られたオアシスのあるハリウッドのようなロマンチックな風景」にはほど遠く、(砂丘が幻想的な形状に彫刻された「サンドシー」にはそうした場所もあるが)この地域には、土地が十分に傾斜して帯水層と出会うところにできた一連のオアシスもある、と彼は述べている。 北西のリビア国境付近のシワから、バハリヤ、ファラフラ、ダクラ、そして南のカルガへと弧を描くように広がっています。 シワの東には、塩湿地が点在する低地であるカッタラ窪地があり、西から東へ310km、北から南へ135kmの範囲に広がっている。 さらに東のナイル川付近にも窪地があり、ナイル川本流とは別に人口の多いファユム・オアシスがある。
南のバハリヤ・オアシスの先には黒い火山性の丘とドレライトが堆積する黒砂漠がある。 その先、ファラフラの北には、白砂漠があり、この地域の名前の由来となった、風で削られた白亜の岩石層がある地域である。 カルガの南には、エジプトとスーダンの国境にまたがる高地、ギルフ・ケビールがあり、「泳ぐ人の洞窟」のような先史時代の遺跡がある。
南西部、リビア、スーダン、エジプトの国境が交わる地点付近には、リビアの国境を越えたケビラで隕石の衝突によってできたと考えられる砂漠のガラス地帯がある。
大砂海は、リビアとの国境沿いの、地中海から320km(200 mi)内陸にあるほぼ肺型の砂砂漠地帯である。 海は国境に沿った岩だらけの砂漠の長い半島によって分断され、東の葉はエジプトに、西はリビアに残され、カランシオ砂漠と呼ばれている。 エジプト側では、シワの南の地点から内陸部へ640km(400mi)、ジェベル・ウエイナットの北の地点まで伸びている
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