ChIP-seq service
Chromatin immunoprecipitation (ChIP) はタンパク質とDNA間の相互作用を調べるための古典的実験手法で、ヒストン修飾や特定の転写因子によって制御されている遺伝子発現等の関連分野で広く利用されています。 NGS技術の発展と成熟に伴い、クロマチン免疫沈降実験とハイスループットシーケンスを統合したChIPシーケンス(ChIP-seq)により、ゲノム全体のタンパク質結合部位を効率的かつ正確にスクリーニングすることが可能になりました。 さらに、生細胞はタンパク質-DNA複合体から構成されているため、特殊なタンパク質に関連するDNA結合部位を異なる細胞種や組織で比較することができます。
ChIPシーケンス入門
ChIP-seq は、RNA seq と同様に謎めいて複雑そうですが、そんなことはありません。 ここでは、実験の背後にある基礎知識、データの処理方法、およびそれを使ってできることの種類をカバーする、このテーマへのやさしい入門書です。
サンプルガイドライン
Service | サンプルタイプ | 最小量 | 最小濃度 | 品質 |
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ChIP-> | ||||
品質 | 最小濃度 | DNA | 10ng | 1 ng/µL | 100-300bpに断片化 |
*Qubitによる濃度測定を強く推奨します。
*Bioanalyzer の結果がある場合、その結果をお知らせください。
*ChIP由来のDNAは、nuclease free waterでご提供ください。 弊社Bioanalyzer 2100でDNAチップを稼働させた際にRNaseが検出された場合、RNaseによる汚染の浄化費用を請求させていただきます。
サービスワークフロー
解析パイプライン(汎用)
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