Excelでは、条件や基準として2つの日付の間の数値を合計することができます。 今回は、2つの日付を条件として適用する必要があるので、これらの値を合計するために複数の条件を処理することになります。 今回は、このような値の合計を2つの方法を使って行います。
Sum Values Between Two Dates in Excel
SUMIF関数またはSUMIFS関数を使用して2つの日付間の値を追加することができます。 ここでは、両方の方法について説明します。
SUMIF関数を使う
一般的に、Excelユーザーとして、SUMIF関数を使って2つの日付間の値を合計するにはどうすればよいのか疑問に思うことがあるかもしれません。 SUMIFは構文上1つの基準しか扱えないので、criteria引数で2つの日付を基準として与え、sum_range引数で値を合計することは不可能だと思われることを私たちは認識しています。
構文;
SUMIF(range, criteria, )
SUMIF関数で複数の基準を使用しようと考えるとき、OR論理を扱うことになります。 ORロジックとは、SUMIF関数が条件や基準のいずれかを満たした場合に値を合計するというものです。
この記事では、日付を基準としてSUMIFを使用する方法を学習します。 2つの日付の間の値を合計する必要があるため、両方の日付の基準を同じ範囲の引数でテストする必要があります。
OR論理のように、1つの数式で結果の値を加算または減算するために、複数のSUMIF関数を適用する必要があります。 2つの日付間の数値を合計する必要があるため、それぞれの日付基準が各SUMIF関数で提供され、両方のSUMIF関数が1つの数式で結合され、各SUMIF関数の結果値を加算または減算して最終値を取得することになります。
2つの日付間の数値の最終値を取得するには、以下が式の構文になります。
=SUMIF(range, criteria1, ) - SUMIF(range, criteria2, )
ここで、基準1は開始日、基準2は終了日です。 両方の基準は、両方の SUMIF 関数で同じ範囲引数に適用される必要があり、sum_range 引数も、上記の数式で指定されたように両方の SUMIF 関数で同じである必要があります。
この例では、異なる日付に配信されたさまざまな注文のデータセットを持っているとします。 このデータセットには、Order_ID、Date、およびAmountフィールドが含まれています。 2 つの指定された日付の間にある、これらの注文の金額の合計を見つける必要があります。 これらの 2 つの日付は、以下に示すように、開始日 (Criteria1) と終了日 (Criteria2) として指定されています。 指定された 2 つの日付の間の注文金額の合計を求めるには、1 つの数式で 2 つの SUMIF 関数を使用する必要があります。 上記の与えられた数式構文に従うことで、最終的な結果を得るために次の数式を適用する必要があります。
=SUMIF($B:$B,">="&$F,$C:$C)-SUMIF($B:$B, ">"&$F,$C:$C)
この式では、基準として二つの日付を含む二つのSUMIF関数を適用している。 最初のSUMIF関数は、論理式Greater Than Equal Toと開始日のセル参照を持つ開始日(Criteria1)に、アンパサンド&(”>=”&$F$2) を組み合わせています。 次に、数式内のSUMIF関数には、論理式Greater Thanと終了日のセル参照を持つEnd Date(Criteria2)と、アンパサンド&(”>”&$F$3)が組み合わされています。 両方の SUMIF 関数の range 引数と sum_range 引数が同じであることがわかります。
この式の仕組み
上記の式では、最初の SUMIF 関数は日付が Start Date (2018/07/20) と等しいより大きい注文金額をすべて合計します。 そして、2番目のSUMIF関数は、日付がEnd Date(2018/8/10)より大きい注文の金額をすべて合計します。 最後に数式がこれら2つのSUMIF関数の結果の数字を引くと、2つの日付の間にある値の合計が得られます。
SUMIFS関数の使用
SUMIFS関数は、複数の基準に基づいて値を合計するのに非常に便利な関数です。 デフォルトでは、SUMIFS関数は複数の条件または基準を扱って値を合計するように設計されています。 この関数はANDロジックに基づいて動作します。 2 つの日付間の SUMIF の AND ロジックは、両方の日付の条件が TRUE である値を合計することを意味します。
SUMIFS 関数の構文は次のとおりです;
SUMIFS(sum_range, criteria_range1, criteria1, criteria_range2, criteria2,....)
その構文に従って、値が合計する必要があるセルの範囲と、これらの値の合計に各条件がテストされるセルの各範囲を指定する必要があります。 私たちの例では、上記のように、日付は同じ範囲で供給されるので、我々は以下のようにSUMIFS関数の同じcriteria_range引数の両方の基準をテストします。
=SUMIFS($C:$C,$B:$B,">="&$F,$B:$B,"<="&$F)
さて、このメソッドは非常に簡単に理解し、二つの日付間の値の合計に適用されます。 この数式は、日付が criteria_range B2:B11 の “Start Date” (F2) と等しいより大きく、 “End Date” (F3) と等しいより小さい sum_range C2:C11 の値を合計する、と言うものです。 Excelのエキスパートが1対1でサポートします。 最初のセッションは常に無料です。
こちらもご覧ください。
GoogleシートでSUMIF関数を使う方法 – Excelchat
複数の条件でSUMIFを使う方法 – Excelchat
ピボットテーブルで計算フィールドを作成する方法 – Excelchat