Paul Farmer on Leadership in Public Health for Poor
医療人類学者・医師であるポール・ファーマーは世界の最も貧しい人たちへの保健医療の向上にその生涯をかけて取り組んでいます。 1987年以来、病気や貧困に苦しむ人々のために、直接医療サービスを提供し、研究やアドボカシー活動を行う国際的な非営利団体、パートナーズ・イン・ヘルス（PIH）の創設者であり、グローバルヘルスと社会医学部門の学科長を務めています。 また、ブリガム・アンド・ウィメンズ病院では、医学部教授とグローバル・ヘルス・エクイティ部門のチーフを務めています。
ファーマー博士は、まだ学生だった1983年にハイチ中央高原で、土地を奪われた農民たちと働き、生涯にわたるハイチへの関与を開始しました。 その後10年間、慈善病院であるロピタール・ボン・ソーヴール（L’Hôpital Bon Sauveur）の医療ディレクターとして現地に赴きました。 PIHでは過去26年間、ハイチ全土の12カ所と世界12カ国で働く仲間を率いてきました。 グローバルヘルス・社会医学部門は、10年以上にわたり、研究と教育プログラムをPIHのサービス活動と統合し、臨床的介入と生物社会的分析の間に直接的なフィードバックを確立してきました。 この活動は、世界中の貧困地域へのヘルスケアのモデルとなり、グローバルヘルス提供の実施に関する科学を発展させるための基礎となっている。 ファーマー博士は、ハーバード大学で医学博士と博士号を取得しています。 ハーバード大学医学部、ブリガム・アンド・ウィメンズ病院、パートナーズ・イン・ヘルスでの指導的役割に加え、国連事務総長特別顧問として、コミュニティベースの医療とハイチからの教訓に取り組んでいます
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